旅の雑学

ポルトガルの高速バスの手配の仕方、乗り方を紹介|鉄道よりも便利でリーズナブル

ポルトガルの高速バスはホントに便利です。

高速バスを駆使して、ポルトガルの田舎町を回ろう

ポルトガルでも、高速バスから路線バスまでいろいろなバスが運行されていますが、特に都市間に運行されている高速バスは、きめ細かいネットワークが張られていて、リーズナブルで便利。

ポルトガルの田舎町を巡るのに必要不可欠な存在です。

今回は、そんな高速バスのスケジュール確認、予約の仕方、バスの乗り方等を紹介します。

なんといってもRede Expressos

RedeExpressosのバス
Rede Expressosのバス

ポルトガルで都市間の移動に使うバスは、主に

Rede Expressos

のバスです。

ポルトガル全土に幅広いネットワークを持っています。

Rede Expressos ネットワーク図(PDF)

大都市から比較的小規模な町まで乗り入れているので、使い勝手が良いです。

なお、City Expressという会社はRede Expressosと提携していて、Rede Expressosと同じように利用できると考えてよいと思います。

Rede Expressosのバスの予約の仕方

Rede Expressosのホームページから、以下の手順で予約購入できます。

  • STEP1
    予約便の検索
    トップページの入力エリアに以下からを入力

    国際線か国内線かを選択
    出発地を選択
    到着地を選択
    出発日を選択
    (往復予約の場合)帰りの日付を入力
    人数を入力

    入力が終わったら「SEARCH」を押下
    次のページへ移動

  • STEP2
    予約便の選択
    選択可能な便が表示される。
    予約をしたい便の「Add Seat」を押下
    次のページへ移動
  • STEP3
    予約便の確認
    選択した便が赤く色が変わる。
    間違いがなければ、右の「Proceed」を押下
    次のページへ移動
  • STEP4
    個人情報の入力
    旅客情報を入力する。
    以下3点が必須。

    Name:名前
    Identification Nr:Passport No.
    Email:Emailアドレス

    入力したら「Modify Seat」を押す。
    Seat MAPが表示される

  • STEP5
    座席指定
    自動的に席がアサインされている。

    変更する必要がなければ、×で閉じる。

    変更したい場合は、一旦選択されている水色のシートをクリックした後、空席の無色のシートをクリックする。
    変更ができたら×で閉じる。

    席が決定したら右の「Payment」を押下
    次のページへ移動

  • STEP6
    決済処理
    クレジットカードを選択し、右の「Buy」を押下
    →クレジットカード番号等入力画面に進み決済処理を行って終了

予約、購入の処理が終了すると、登録したe-mailアドレス宛に、PDFで乗車券とカード決済の控えが送られてきます。

PDFの乗車券は、データで持っていくだけではなく、紙に印刷して持参することをお勧めします。

なお、事前に購入した場合は、基本的に変更できないので、予定が確定していない場合は、現地で購入した方がよいと思います。

ただ、時期によっては満席で乗れない可能性もありますので、旅程が変わらないなら、予約していた方が安心です。

予約は、空席があれば、当日でもできるようです。

バスの乗り方と設備

バスターミナルに注意

リスボンとポルトは、バスターミナルが複数あるので注意が必要です。

どちらのターミナル発着かは予約時にわかります。

リスボン

Sete Riosバスターミナル…こちら発着の便が多い

バスターミナルのバス乗り場
Sete Riosターミナルの乗り場

Orienteバスターミナル…鉄道オリエンテ駅近くのバスターミナル

ポルト

Campo 24 de Agostoバスターミナル…Rede Expressosのバスは主にこちらから発着

バスターミナルのバス乗り場
Campo 24 de Agostoターミナルの乗り場

Polo Universitárioバスターミナル…Rede Expressosのバスはあまりこちらを使わない

乗車方法

乗車券を予約、購入済みなら発車時刻の10分前くらいにバス乗り場に着ければOKですが、余裕をもって到着することをお勧めします。

もし、バスターミナルで乗車券を購入するなら、30分前にはバスターミナルに着いておきたい。
特にリスボン、ポルトのバスターミナルの場合、チケット窓口が混んでいる場合があります。

大きなバスターミナルには、いくつも発車レーンがあります。
出発便がディスプレイに表示されるので、発車レーンを確認してバスが入線するのを待ちます。
結構ギリギリにならないと入線してこない場合もあります。

出発バスの発車時刻と発車番線の表示
案内板で発車番線を確認
バス発着レーン
大きなターミナルは発着レーンが多い

バスが入線して、運転手が入り口にスタンバイしたら乗車開始。

運転手にチケットを見せて乗車します。
事前にインターネットで決済した場合は、PDFの乗車券を印刷したものを提示します。

(スマホなどでPDF記載のQRコードを提示して乗ることもできるようですが、念のため印刷して持参した方がよいと思います。)

乗車券コピーを提示した場合、紙の一番下の部分を運転手がちぎって持っていきます。

預ける荷物がある場合は、運転手に告げて、自分で荷物室に積み込みます。(特に控えは渡されません)

乗車したら、乗車券記載の指定の席に座ります。
出発時に空席でも、途中のバス停から乗るお客さんの席になっていることがあります。
しかし、ここはポルトガル。時々自分の席に他のお客さんが座っていることも。
そんな時は笑顔で自分の席であることを伝えれば、快く代わってくれるはずです。

バスの設備

リクライニングあり

Free WIFIあり

トイレはなし
所要時間の長い便を中心に、途中トイレ休憩をとる場合があります。
トイレ休憩がない場合は、途中停車するバスターミナルで運転手に申告してトイレを済ませましょう。

その他のバス会社

Rede Expressos/City Express以外に、以下のバス会社があります。
主に地方間路線や、特定の地域間の路線が多いです。

Rodonorte社(北部をカバーしている) https://www.rodonorte.pt/pt/ 

EVA社(南部をカバーしている)http://eva-bus.com/

RODOVIÁRIA DO ALENTEJO社(中南部をカバーしている)https://www.rodalentejo.pt/

TEJO社(リスボン-オビドスを運行):http://www.rodotejo.pt/

ARRIVA社(ギマランイス周辺)https://www.arriva.pt/horarios/

Internorte社(国際運行)https://www.internorte.pt/en

EVA社のバス
EVA社のバス
TEJO社のバス
TEJO社のバス

ポルトガルのバスは、便利で快適なので、オススメです。


ABOUT ME
オレンジの屋根の管理人
ヨーロッパ(主にポルトガル)の田舎と南の島に旅行するのを楽しみに毎日働くサラリーマン。 訪問した国は50か国以上。総合旅行業務取扱管理者資格取得。 初めて来たはずなのにどこか懐かしい、そんな田舎の町への旅を紹介します!

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