ポルトガル

【ポルトガル/グアルダ】「要塞ですか?」「いえ、大聖堂です。」ポルトガルで最も標高が高い町 グアルダへ大聖堂を見に行こう

グアルダは、ポルトガルで最も標高の高い町です。

 要塞のような大聖堂を見に行こう グアルダの町を歩く

グアルダ 基本情報

ポルトガル地図 グアルダはスペイン国境近く

ポルトの南東約200kmに位置する

総合評価:
町までのアクセス:
田舎町の雰囲気:
絶景レベル:
Traffic Access
  • Origin
    ポルト
    08:30発
  • Via 直行/乗り継ぎ無し
    バス乗車時間 2時間55分
  • Destination
    グアルダ
    11:25着

ポルトからバス利用。
料金€15.00
*セロリコ・ダ・ベイラからバスで25分
 料金€6.00
*2021年6月ダイヤの時間
 最新のダイヤはこちらで確認ください。
 (Rede Expressos

グアルダへの道 ポルトからバスで2時間40分~3時間

グアルダは、ポルトガル中部地方の町。

リスボンからもアクセスできるけれど、距離的にはポルトからのほうがかなり近いです。

バスは、ポルトから、2時間40分~3時間、本数は、ほぼ1時間に一本出発しています。
リスボンからは、4時間20分かかり、本数は、一日6本でポルトからより少ないです。
どちらも旧市街近くのバスターミナルに到着します。

鉄道の駅は、町の東側3キロのところにあり、旧市街まで歩くと40分。
タクシーなら5分程です。ポルトから直通する電車はなく、本数も少ないです。
リスボンからは直通電車があるけど4時間半ほどかかります。

時間、利便性を考えると、ポルトからバスでのアクセスが一番おすすめです。

バスは、PortoのCampo 24 de Agostoバスターミナルから出発します。

リスボンからは、SeteRiosバスターミナルから出発します。

ポルトからのバスの運航会社はCITY EXPRESS(黄色いバスの会社)がほとんどですが、Rede Expressos運航のバスもあります。便によっては、Viseuでトイレ休憩あり。

乗車券は、事前にインターネットで予約、購入。(Rede Expressos

乗車時間は、2時間40分~2時間55分(ルートによって異なります)

車内ではFREE WIFIが使用可能です。

グアルダを歩く 半日は時間を取ったほうがベター

グアルダの見どころ

グアルダ城跡
鍛冶屋の塔
カテドラル(大聖堂)
ユダヤ人居住区
ミゼリコールディア教会

グアルダが近付いてくると、バスは、急な坂道を登っていきます。

バスターミナルは、グアルダ旧市街の南東に位置し、旧市街までは急な上り坂です。(約800m)

重い荷物があると結構大変です。

グアルダのバスターミナルの建物
グアルダのバスターミナル
ベンチとターミナル内の広場
こじんまりしていますが機能的なターミナル
多数の時刻表が壁に貼られている
時刻表がたくさん貼られている
グアルダ市街地図 旧市街エリアに見どころが集まっている

見どころは、大聖堂周辺を中心とした旧市街エリア。それぞれの見どころはそれほど離れてはいませんが、大聖堂をじっくり見ると半日は時間を取ったほうがベターです。

グアルダ城跡

現在は、塔の部分だけが草原の中に残るグアルダ城跡。

城山に登ると、大聖堂とグアルダの町を見下ろす景色が見えます。

グアルダはポルトガルで最も標高が高い町。

城山に登ると、少し風が強い。

周辺は、公園のようになっているので、散歩するのも気持ち良いです。

グアルダ城跡の塔
塔だけが残る
グアルダ城跡の塔を遠くから眺める
少し寂しい城跡

鍛冶屋の塔

城壁の入口
向こう側には大聖堂

あいにく工事中でした。この塔の下をくぐって進むと大聖堂のある広場に出ます。最近エレベーターがついて塔に登れるようになったみたいです。

カテドラル(大聖堂)

町の中で一際目立つ、存在感のある建物。

遠くから見ると、要塞のような外観だけど、こう見えて大聖堂です。

ゴシック様式の建物、です。

昼間は屋上に登ることができます。

屋上からは、城跡や、大聖堂前の広場をはじめ、グアルダの町並みを見下ろすことができるので、是非登ることをお勧めします。

石の螺旋階段をぐるぐる回りながら登るので少し大変だけど、上からの景色は必見です。

要塞のようなグアルダのカテドラル全景
迫力のカテドラル正面
反対側の全景
広場の反対側
上のアングルからのカテドラル全景
城山から大聖堂を望む
カテドラル内部 天井が高い
要塞ではなく祈りの場
塔に登るらせん状の階段
階段を登って屋上へ
塔からのカテドラル前の広場の眺め
広場を見下ろす
カテドラル壁面の石造りの装飾
回りの装飾も見事
カテドラル屋上にある鐘楼
多層構造の鐘
鐘楼の鐘
正時には実際に鳴らされる

ユダヤ人居住区

グアルダもユダヤ人居住区が残る町の一つ。

ユダヤ教徒追放令が発令される中、密かに信仰を続けた人たちが住んでいた場所。

グアルダのユダヤ人地区の細い路地
ユダヤ人居住区
石造りの家
石造りの家が特徴的

ミゼリコールディア教会

旧市街に入る城壁の手前にある教会。

さらし台も残っている。

中にも入れるようですが、この時は入ることができませんでした。

二つの鐘楼のある教会建物
旧市街の入り口に建つ
オレンジの屋根に囲まれる教会建物
大聖堂から望む

石造りのホテル Hotel Santos

大聖堂にもほど近い、リーズナブルなホテル。

特徴は、ポルトガルの田舎の家によくある、石造りの建物の雰囲気が味わえること。

部屋は普通な感じですが、パブリックスペースは、岩が丸出しで石造り感が存分に味わえます。

観光スポットへのアクセスも良いので、お勧めです。

一泊朝食付きで一部屋€50。

Hotel Santos正面玄関
石造りの外観
ダブルベットのHotel Santosの客室
部屋は石造りではない・・・
石造りの壁があるHotel Santosパブリックスペース
内装は石造り感満載
石造りの壁があるHotel Santosパブリックスペース
こちらも建物内
ソファのあるHotel Santosロビー
モダンなロビースペース
パン、ハム、チーズのHotel Santosの朝食
朝食は、シンプルなメニュー

中世の雰囲気を残しつつ、ショッピングセンターもある便利な町

以前に書いたベルモンテ同様、周辺のポルトガルの歴史的村々を見て回るベースとして利用するのにもよい町。

ベルモンテより大きな町で、スーパーマーケットやフードコートが入っているショッピングセンターがあったり、バスの本数も多くポルトからのアクセスもよいのでとても便利。

田舎町というには、少し大きいかもしれないけど、大聖堂をはじめ、旧市街エリアには歴史的な雰囲気も残っています。

ポルトガル中部の歴史的村々を巡る際、是非立ち寄りたい町です。

田舎町というには少し大きかったかも。でもいいところです。

ABOUT ME
オレンジの屋根の管理人
ヨーロッパ(主にポルトガル)の田舎と南の島に旅行するのを楽しみに毎日働くサラリーマン。 訪問した国は50か国以上。総合旅行業務取扱管理者資格取得。 初めて来たはずなのにどこか懐かしい、そんな田舎の町への旅を紹介します!

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