座間味島は、那覇から日帰りで行けちゃいます。
ケラマブルーの海を目指して 座間味島へ
座間味島 基本情報
那覇の西約50kmに位置する
総合評価: | |
町までのアクセス: | |
田舎町の雰囲気: | |
絶景レベル: |
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Origin那覇泊港09:00発
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Via 直行/乗り継ぎ無し高速船乗船時間 50分
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Destination座間味港09:50着
那覇泊港から高速船利用
料金¥6080(往復高速船利用の場合)
*2021年7月ダイヤの時間
最新のダイヤはこちらで確認ください。
(座間味村船舶運航状況)
座間味島はこんな人にお勧め!
手軽に離島を楽しみたい!
那覇から西に約50Km、座間味島は、慶良間諸島の一つ。
石垣島周辺の離島もとても素晴らしいですが、石垣島まで行かなければいけないのが少しハードル高め。
一方、座間味島は、那覇から高速船で50分!
那覇から日帰りできるアクセスの良さ。気軽に離島を楽しめます。
本当に綺麗な海を眺めたい!綺麗な海で泳ぎたい!
座間味島を含む慶良間諸島の海は、その美しさから「ケラマブルー」と名前が付けられるほど。
「きれいな海を見たい」という期待に確実に応えてくれる海が待っています。
ウミガメに会いたい!
ウミガメ遭遇率がかなり高いビーチ(阿真ビーチ)があります。
座間味島への道 那覇泊港から高速船で50分/フェリーで2時間
座間味島行きの船は、那覇の泊港から出港します。
ターミナルのチケット売り場の一番右端が座間味行きのチケット売り場です。
座間味島までは、高速船(クイーン座間味)とフェリー(フェリーざまみ)が運航されていて、それぞれ料金が異なります。(那覇での乗船券購入時、乗船料金に「美ら島税」¥100が別途加算されます。)
運賃表 | 片道 | 往復 |
高速船 | ¥3200 | ¥6080 |
フェリー | ¥2150 | ¥4090 |
運航ダイヤ(2021年7月)は表のとおりです。
月によって変わるので利用の際はこちらで最新のダイヤを確認することをお勧めします。
また高速船、フェリーの運航は、気象状況により欠航になる場合があります。
個人的な感覚ですが、波の高さが4mを超え、うねりを伴うと欠航になる可能性が高いかな、と思います。
当日の運航状況は、こちらで確認ください。
2021年7月時刻表 | 那覇泊発 | 座間味着 | 座間味発 | 那覇泊着 |
高速船クイーン座間味① | 09:00 | 09:50 | 10:00 | 11:10 |
高速船クイーン座間味③ | 16:00 | 16:50 | 17:00 | 18:10 |
フェリーざまみ | 10:00 | 12:00 | 16:00 | 18:00 |
運航時刻、所要時間もそれぞれ異なります(高速船は1時間前後、フェリーは2時間)
予定と予算に応じて、往復高速船にするもよし、片道はフェリーにして片道は高速船にするもよし、往復フェリーもよし、です。
今回は、島での滞在時間が最大になるように往復高速船にしました。
尚、片道ずつ購入する場合は、往復料金の片道分をそれぞれ払う、ということはできず、片道運賃をそれぞれ支払う形になります。
今回は、オフシーズン(3月)の平日だったので、予約はしませんでしたが、混雑時期は予約をしたほうがいいかもしれません(空席確認はこちら)。
チケットを購入したら乗り場に向かいます。
高速船乗り場は、ターミナルビルから少し離れた場所にあるので、出発時間の20分前くらいには、チケットを購入して乗り場に向かうことをお勧めします。
この日は、空席も目立ち、それほど混雑している感じはありませんでした。
乗船時間は、高速船で50分。
天気の良い日だったので、揺れもそれほどでもなく、座間味港に到着しました。
座間味港に到着 原付バイクを借りる
座間味港に到着したら、原付を借りにレンタルショップへ。
今回はレンタルかにくを利用しました。
座間味港から歩いて5分くらいです。
予約はしませんでしたが、ハイシーズンは予約した方がいいと思います。
スクーター(50CC)は、3時間で¥2500(燃料費込)でした。
帰りの時間までは余裕があったので、何時間借りようか迷ったのですが、お店の人が「3時間で十分島を回れますよ」とのことだったので3時間にすることに。
実際回ってみた感じとしては、3時間でも見て回れますが、のんびり見て回るなら4時間のほうがいいと思いました。
原付の運転は久しぶりでしたが、お店の人が運転の仕方を親切に教えてくれました。
自転車の貸し出しを行っているお店もありますが、座間味島は、かなりアップダウンがあるので、島を一周するなら原付バイクがおすすめです。
電動自転車でも結構きついと思います。
小さいお子様のいる方は、レンタカーがいいと思います。
以下紹介する場所は、「大浜」以外は全て駐車場があります。
座間味島をバイクで一周 所要時間は約3~4時間
座間味島の見どころ
神の浜展望台
女瀬の崎展望台
稲崎展望台
高月山展望台
古座間味ビーチ
チシ展望台
大浜(ウハマ)
座間味島の主な見どころはこんな感じです。
座間味港から西回りに 座間味港→阿真ビーチ→神の浜展望台→女瀬の崎展望台→稲崎展望台→高月山展望台→古座間味ビーチ→チシ展望台→大浜(ウハマ)の順で回りました。
座間味島は車がほとんど走っていないので、原付初心者でも安心してバイクで回ることができます。
特におすすめなポイントは、阿真ビーチ、神の浜展望台、高月山展望台、古座間味ビーチです。
阿真ビーチ
遠浅のキレイなビーチ。
座間味港からも比較的近く、アップダウンもそれほどでもないので、この辺りは自転車でも来ることができると思います。
ウミガメが高頻度で現れるとか。
「ウミガメからのお願い」の看板があるので、注意をよく読んで、ウミガメと一緒に泳げるとよいですね。
シュノーケリングしてる人も何人かいました。
神の浜展望台
座間味島西側の丘の上にある展望台。
鮮やか、でも、幻想的、な海の様子が目の前に広がります。
神の浜、と名付けたのも納得のなんとも神々しい景色が望めます。
休憩スペースには、屋根付きテーブルがあるので、お弁当を食べたり、休憩するのにもよい場所。
この神の浜展望台から高月山展望台までは、山の中を走るような感じになり、アップダウンがかなりあります
原付なら問題ないですが、自転車ではかなりしんどいと思います。
女瀬の崎展望台
神の浜展望台の北にある展望台。
天気が良いと久米島が望めます。
夕日が良く見えるとの口コミがあったので、夕方に来るのもいいかもしれません。そのためには、一泊する必要がありますね。
稲崎展望台
島の北側にある展望台。
敷地内に階段で登れる塔があるのですが、この日は工事中で登れませんでした。
登るともう少しいい景色が見れたかも、と思いますが、これでも十分納得の景色です。
高月山展望台
稲崎展望台の後は南に向かい高月山展望台へ。
こちらからは、島の南から西の海岸線、慶良間群島の島々の景色、座間味の集落が見下ろせます。
特に古座間味ビーチあたりの海の色のグラデーションが見事で是非訪れたいポイントです。
また、座間味の集落は、小さな集落ですが沖縄らしい家が並んでいます。
時間があれば家々を眺めながら集落を歩くのも楽しいです。
古座間味ビーチ
一旦高月山展望台から座間味の集落へ戻り、そこから東へ向かい古座間味ビーチへ。
集落から1.5Km。原付なら5分くらいで着きます。徒歩なら20分くらいです。
ビーチ手前は高台になっていてビーチまで降りるのは結構な坂道(行き:下り/帰り:登り)です。
自転車でも行けますが、帰り道、坂道を登る体力に自信のない方は、バイクもしくは自動車がよいです。
電動自転車は・・・スイスイとはいかない角度の坂道です。
ビーチに着いて海を眺めていると、ビーチそばのお店のお姉さんが「何かわからないことがあったら遠慮なく聞いてくださいね」と声をかけてくれました。
おそらくパラソルの貸し出しやアクティビティをやっているお店の方のようでした。
基本的に景色を眺めるのが専門の私ですが、この抜群の透明度+ケラマブルーの海を目の前にすると、海に飛び込みたい!シュノーケリングをしたりも楽しそう!と思えてきます。
古座間味ビーチのブルーは、吸い込まれそうになる深いブルー。
これが「ケラマブルー」ってやつですか!
ここまでの海の透明度、きれいな青のグラデーションを見ることができるビーチはないと思います!
いつまでも見ていたくなる景色です。
座間味のビーチの中で、ここは絶対にはずせないビーチです!
チシ展望台
古座間味ビーチを後にして北へ。
島の北側の眺められるチシ展望台。
入り江になっていますが、下までは降りられず、上から眺める感じです。
潮が引き始めていました。
大浜(ウハマ)
チシ展望台から南へ下ると大浜(ウハマ)に至ります。
安護の浦の湾の中のため、波の穏やかな浜。
古座間味ビーチを見た後だったので感動がいまいちでしたが、水はきれいでした。
時間があれば、もっと東側のイノー浜、唐馬の浜などにも行ってみたかったのですが、ここでそろそろ3時間になりそう、帰らなければ・・・という時間になりました。
レンタル屋の店員さんは、3時間で回れますよ、と言っていましたが、ひとつひとつの場所で海をゆっくり眺めたりしていると、3時間ではちょっと足りないかもしれません。
昼食に「もずくそば」はいかがでしょうか
バイクを返却して、とりあえずお昼を食べることにしました。
レンタルショップからすぐの沖縄もずくそばの店「和山海雲」へ。
もずくを練りこんだ沖縄そばのお店です。
あったかいそばと冷たいそばがありましたが、日差しが強く、汗ばむ陽気だったこともあって、冷たいそばにしました。
じゅーしーもオーダー。
もずく自体が乗っているので、もずく感満載です。
麺は、つるつるしていてのど越しが最高。
あったかい方も食べてみたい、と思いました。
冷たいもずくそばは、暑い沖縄でのお昼にぴったりです。
座間味島に来たら是非食べてみてください。
帰りの船まで時間があったので、自転車を借りて再び島内観光
帰りの船の出発までまだかなり時間があるので、自転車を借りて、自転車で行けそうなところをもう一度回ってみることにしました。
自転車を借りたのは「レンタルみやむら」。
2時間¥300で借りることができ、激安です。
セルフ方式で、店員さんはいません。
ポストに自分が使用する時間分の料金を入れます。
電動自転車はありません。
激安だけあって自転車の質が・・・カゴがボロボロだったり、チェーンが外れているものがあったりするので、借りる前にコンディションがよさそうなものを選ぶのが重要です。
激安なので、ちょっと乗る、くらいなら十分だと思います。
一日使用するなら、別なところで電動自転車を借りるのがよいです。
もう一度神の浜展望台、阿真ビーチへ
自転車で再び神の浜展望台へ。
展望台の手前のところだけ上り坂になりますが、そこまでは大体平坦なので、自転車でもそこまで無理なく行くことができました。
午前中と太陽の向きが変わり、潮も引いたようで、朝とはちょっと違った景色。
より幻想的、より神々しい景色になったような・・・。
阿真ビーチも午前中とは、すこし海の色が違う印象でした。(曇が出てきたから、というのもあるのかも)
座間味島、本当にきれいな海が見たい人に是非おすすめしたい
座間味島は、海が本当にきれいで、石垣島近辺の離島と比べても引けを取らないと思いました。
ケラマブルー独特の魅力も感じられ、きれいな海を眺めたい、という方に是非お勧めしたい場所です。
日帰りで十分見どころを見て回れますので、気軽に行くことのできる離島としてもお勧めです。
海で泳いだり、シュノーケリングしたり、ゆっくり島を楽しむのであれば、座間味島に一泊したほうがいいと思います。
船が出発するときには、地元の方々が見送ってくれていました。
名残惜しい・・・。
また、是非行きたい!と思える場所でした。
また戻ってきたいと思える素晴らしい海に出逢えました。