沖縄

【沖縄/伊江島】那覇から日帰りで観光できる離島 | 伊江島へフェリーで渡り原付バイクで一周

那覇でレンタカーを借りて寄り道しながら伊江島へ向かいます。

伊江島タッチューを目指して 伊江島へ

伊江島 基本情報

沖縄地図 伊江島は本部港の西

那覇の北約70kmに位置する

総合評価:
町までのアクセス:
田舎町の雰囲気:
絶景レベル:
Traffic Access
  • Origin
    那覇
    08:00発
  • Via
    本部港
    10:30着 11:00発
  • Destination
    伊江港
    11:30着

那覇~本部港:レンタカー
 料金¥1980(1日)+ガソリン代
本部港駐車場
 料金¥700
本部港~伊江港:フェリー
 料金¥1390(フェリー往復)
 *2021年7月前半平日ダイヤの時間
  最新のダイヤはこちらで確認ください。
  (伊江村船舶運航状況

ご訪問される方は、伊江村ホームページをご確認ください。
(緊急事態宣言中は来島の自粛が要請されています。
 旅行計画は宣言解除以降のスケジュールをお勧めします。)

伊江島はこんな人にお勧め!

北部観光に併せて離島を楽しみたい!

沖縄本島の北部に位置する本部半島の北西約10kmにある伊江島。

本島からかなり近い場所にある離島です。

本部周辺には、美ら海水族館、瀬底島、古宇利島など見所がたくさん。

沖縄北部観光と合わせて、船で渡れる離島にも行ってみたい!という方におすすめです。

きれいな海を見下ろしたい!

伊江島には標高172mの城山(伊江島タッチュー)があり、山の上から海が見渡せる珍しい場所。

島の東側の伊江ビーチは、エメラルドグリーンの海が広がります。

手軽にフェリーを楽しみたい!

本部ー伊江島のフェリーは、往復料金¥1390、乗船時間30分です。

ちょっとフェリーに乗って船旅を楽しみたい、という方にもおすすめ。

伊江島への道 那覇から車で1時間半+フェリーで30分

伊江島へ行くには、本島北部の本部の港からフェリーに乗ります。

フェリーの時間は、次の通り。

夏期、お盆、年末年始等は便数が増えて、時間も変わるようです。

緊急事態宣言中の土日祝は第2便が運休

本部港発伊江港発
1便09:0008:00
2便11:0010:00
3便15:0013:00
4便17:0016:00

那覇から本部港までは、バスか車で移動する必要がありますが、今回はレンタカーで向かうことにしました。

レンタカーはユウ・アイレンタカーを使用。

一日/免責保障込みで¥1980で激安でした。

この会社と、もうひとつのスカイレンタカー が国際通りから近く料金が手ごろなので、空港から借りるのでない場合は、どちらかをよく使っています。

また、じゃらんは、よくレンタカーの割引クーポンを配布しているので、旅行計画の際には、ちょくちょくクーポンが出ていないかチェックすると良いです。

那覇から本部港までは、高速道路を使用しても1時間30分程かかり、レンタカー店の開店時間は08:00なので、本部港09:00発のフェリーには間に合いません。

本部港11:00発のフェリーを目指して、那覇を出発しました。

朝09:00本部港発のフェリーに乗りたい場合は、前日までに本部周辺に宿泊するか、前日からレンタカーを借りておくとよいです。

車で渡れる離島、古宇利島、瀬底島へ寄り道

08:00丁度にレンタカーを借り、一路北へ。

道路の渋滞もそれほどでもなく、順調に本部方面へ近づいてきたので、古宇利島、瀬底島へ立ち寄ることにしました。

古宇利島は、沖縄北部の車で渡れる離島で海の透明度が抜群な絶景スポットの一つです。

朝焼けが少し海に映って真っ青な海ではありませんでしたが、透明度はなかなか。

時間がなかったので、古宇利島には渡らず古宇利大橋手前の展望所で島を眺めたら瀬底島に向かいます。

ビーチから古宇利大橋と古宇利島を望む
古宇利大橋の向こうが古宇利島
やや朝日の赤さが加わった海
朝焼けで気持ち赤みのある海
橋の上から見る古宇利島手前の海
水の透明度は高い

瀬底島は、本部港からすぐの場所にある車で渡ることのできる離島です。

島の北西にある瀬底浜が見どころ。

最近Hiltonのホテルができましたが、浜には一般の人も入ることができます。

浜から歩いて数分の所に駐車場があります。

一日¥500だったと思いますが、10分以内は無料でした。

船の時間もあるので、駐車場からダッシュで浜に向かい、一瞬景色を楽しみます。

遠浅で透明度抜群のビーチ。

海の向こうに、水納島、伊江島も望めます。

オフシーズンの午前中でしたが天気が良かったこともあり既に20人位浜に人がいました。

本島から車で来れるのでアクセスもしやすく、シーズン中はかなり混雑しそうです。

透明できれいなエメラルドグリーンの瀬底ビーチから伊江島を遠くに望む
きれいな砂浜と遠浅のビーチが続きます。
瀬底ビーチから伊江島を遠くに望む
遠くに伊江島を望む
透明できれいなエメラルドグリーンの瀬底ビーチと水納島
水納島も見えます。いつか行ってみたい。

行けるかなと思い、船に乗る前に2か所寄り道しましたが、かなり急ぎ足になってしまいました。

08:00に那覇でレンタカーを借りて、古宇利島、瀬底島を回るコースはちょっと無理があるかもしれません。

瀬底島は、本部港のすぐそばなので、寄り道するなら瀬底島のみにした方がベターと思います。

本部港からフェリーに乗り伊江島へ

本部港には、以前無料の駐車場があった様ですが、今はターミナル近くの立体駐車場(有料)を利用します。(1時間¥100、24時間以内¥700)

駐車場に車を停めたらターミナルへ。

健康状態についてのアンケートを記入して、乗船券を購入。

往復で¥1390です。

乗船券購入後は、特に乗船開始のアナウンス放送はありませんでした。

出発15分前位に乗船口に行くともう乗れる感じだったので、そのまま乗り込みました。

車両乗り場の隣を通って乗船します。

行き分の乗船券を乗船券入れに入れ、帰りの券は失くさない様に保管しておきます。

伊江島までは、30分ほどの船の旅。

この日は揺れもなく、瀬底大橋、アンチ浜、瀬底浜、遠くに水納島を見ることができ、気持ちのよい航海でした。

本部港フェリーターミナル切符売り場
本部港のフェリーターミナル
本部港フェリー時刻表、料金表
11:00発の便に乗ります。
フェリーいえしま
フェリー「いえしま」
船後ろ側からの出航風景
いざ出航
船操舵室と瀬底大橋
瀬底大橋をくぐります
瀬底大橋の下をくぐる風景
橋の脇にあるアンチ浜も見どころ
船首の先に伊江島を望む風景
針路を伊江島へ向ける

伊江島に到着、昼食場所を探す

伊江島の立派なフェリーターミナルに船が着くと、程なく下船。

とりあえず、お昼を食べる場所を探します。

港のターミナルに定食屋さんがありますが、地元っぽい所で食べたいと思い町の集落へ。

港の北西、徒歩15分くらいのところに集落があり、飲食店もいくつかあります。

春先でもかなり暑くて歩くのがしんどい!

自転車やバイクを借りていなければターミナルの定食屋さんで食べたほうが楽ちんかも。

当初は、ハンバーガー屋さんに行こうと思っていたのですが、この日は定休日。

近くにあったすずらん食堂に伺いました。

お昼時でかなり混み合っていて、地元の方と相席に。

沖縄そばをオーダー。

(小)でも結構なボリュームで美味しかったけど、ハムたまご定食も食べたかったな。

相席していたので、写真を撮るのは遠慮して、完食!

再び港まで戻ります。

往復の道のりが暑くてしんどかったけど、地元の雰囲気が味わえたのは楽しかったかも。

伊江島フェリーターミナル建物
立派な港のターミナル
伊江島案内図の看板
島の案内図もあります。

港まで戻って原付バイクを借りる

港近くまで戻ってバイクを借ります。

借りたのはこちら

港の目の前です。

予約をせずに借りに行ったのですが、「ちょうど一台戻ってきたところですよ!暑いからバイクは人気なんですよね」と店員さん。

他のバイクは全部出払っているとのことで、オフシーズンの平日でこれなら、週末やオンシーズンは予約必須だと思いました。

原付は、1時間¥800で、30分刻みで計算してくれるとのこと。

なお、島の南側は比較的平坦なので、南部だけの移動なら自転車もよいと思います。

ただ、見どころの伊江島タッチューは登山口まで上り坂で、その後の登山を考えると原付のほうが楽ちんです。

北部はアップダウンがあり、島一周は距離も結構あるので、北部にも行く、島を一周する、という場合は原付を借りたほうがよいと思います。

こちらでは、自転車、レンタカーも借りられます。

伊江島をバイクで一周 所要時間は約3~4時間

伊江島地図

伊江島の見どころ

GIビーチ
イシャラ浜
伊江島のパワースポット、ニャティア洞
西崎の浜の近くの浜
伊江島灯台と米軍施設
島の現実を伝える、団結道場
湧出海岸展望台
伊江島空港
伊江島タッチュー(城山)
伊江ビーチ

伊江島の主な見どころはこんな感じです。

伊江港から西回りに 伊江港→GIビーチ→イシャラ浜→ニャティア洞→西崎の浜→団結道場→湧出海洋展望台→伊江島空港→伊江島タッチュー(城山)→伊江浜の順で回ります。

伊江島は、港周辺に若干自動車が走っていて注意が必要、といっても東京に比べれば交通量はかなり少ないので原付初心者でも注意をしながら走っていれば、安心してバイクで回ることができます。

伊江島の特におすすめなポイントは、湧出海洋展望台伊江島タッチュー伊江浜です。

GIビーチ

港から一番近いビーチ

水はきれいですが、引き潮だったためか、藻がかなり目につきました。

GIビーチとイシャラ浜の間に少し堤防から海が見える場所があり、きれいな青のグラデーションが目の前に広がります。

藻の多いGIビーチ
ちょっと藻が目立ちます。
堤防の上から見下ろしたGIビーチ風景
堤防から見下ろす
青色の海の色の変化がわかるGIビーチの風景
青色の変化がきれい

イシャラ浜

GIビーチの西側にある浜。

GIビーチより藻が少なく、きれいなビーチ。

水もきれいで透明度も高いです。

更衣室、トイレ、シャワーはなかったので、ゆっくり景色を眺めるのによさそうなビーチです。

穏やかなエメラルドグリーンのイシャラ浜の風景
自然のままのビーチ

伊江島のパワースポット、ニャティア洞

戦時中、防空壕としても利用されていたらしい洞窟、ニャティア洞。

子宝に恵まれない女性が洞窟内の力石を持ち上げると願いが叶うという伝説もあるとか。

洞窟の中に入りましたが、なんとなく少し怖い・・・。

神聖な場所って、ちょっと怖い場所だったりしますよね。

洞窟に降りる階段は、濡れている場合があり、足元の注意が必要です。

洞窟へ下る階段上から見る海は見事‼

洞窟手前には駐車場が整備されていてトイレもあります。

ニャティアガマの説明看板
「洞」は「ガマ」と読むみたい
ニャティアガマ入り口付近の海
洞窟の手前の海に癒される
ニャティアガマ洞窟内の風景
ちょっと怖いです

西崎の浜の近くの浜

ニャティア洞と西崎の浜の間にある浜。

以前船着場として利用されていたような桟橋がありました。

海へ向かって伸びる桟橋が、写真映えするポイントな予感。

海に向かって伸びる古い桟橋のある風景

伊江島灯台と米軍施設

団結道場へ向かう道すがら、伊江島灯台があるというので、寄り道してみることに。

伊江島灯台は島の西端にありますが、米軍施設内のため近くまで行くことはできません。

米軍演習場では、ひっきりなしに演習を行っていてオスプレイの訓練もやってました。

のどかな景色、きれいな海の中で演習を目にするとまた違った島の顔を感じます。

基地近くまで来ると、丁度オスプレイが着陸するところで、かなり至近距離でオスプレイが見えました。

オスプレイの写真、載せたら米軍から目を付けられるんじゃないかと思い自粛。

(そんなことはないですかね(笑))

オスプレイは色々不具合もあると聞いたことがあったので、落ちてこないか少し心配。

草原の向こうに伊江島灯台を望む風景
遠く右上に見えるのが伊江島灯台
米軍演習場の看板と金網の向こうに建つ伊江島灯台
米軍演習場 灯台も敷地内に見えます。

島の現実を伝える、団結道場

米軍演習場設置際し、土地を強制収容された農民の反対運動の拠点だった施設。

中には入れませんでしたが、きれいな海だけではない、島の現実を感じることのできる施設です。

三角の柱を持つ団結道場の建物
この屋根の形には何か意味があるのか?

湧出海岸展望台

湧出は、「わじぃ」と読む様子。

読めませんでした(笑)

昔から島の人の生活用水として使われてきたという湧水が海に流れこんでいる場所。

この湧水を使ったコーラやサイダーが伊江島のお土産として売っています。

(港のお土産屋さんで買えます。)

展望台からの景色は、ダイナミックで海外で見るような絶景です。

湧水の出ている海の色も見事です。

湧出海岸
崖の下にも別な道から行くことができます。
湧出の説明看板
湧出は「わじぃ/Wajee」と読む
湧出海岸を展望台から見下ろす風景
断崖ときれいな海のダイナミックな景色
湧出海岸の海の水の透明な様子
湧き水が海の透明感を引き立たせる

伊江島空港

伊江島空港は、現在定期の旅客便の運航はない様子。

飛行機好きな私は、離島の空港を見てみたい!と思って立ち寄りました。

ドクターヘリと軽飛行機が駐機していただけで何もなかったけど、離島の空港を見れたことがうれしい。

離島の空港の雰囲気を感じたい方は、立ち寄ってみてもよいかもです。

伊江島空港ターミナルの建物
平屋のターミナル

伊江島タッチュー(城山)

伊江島一番の見どころと言われる伊江島タッチュー。

ビックサンダーマウンテンみたいですよね。

独特な岩山の形から古くから島の近くを航海する船が目印にしていたそう。

山の高さは海抜172m。

まず、麓から登山口まで登ります。

こちらは、舗装された道で、車、バイク走行可能です。

結構な坂なので自転車では体力が必要です!

この登山口付近からも島の南側が見渡せます。

登山口付近には駐車場、売店があり、売店では、先ほどの「伊江島サイダー」を売っています。

登山口から頂上までは、素人には軽い「登山」と感じられるほどの急斜面を登ります。

階段にはなっていますが、一つ一つの階段の段差が大きく本当に登るのが大変です(汗)

15分くらいで頂上に到着。

でも、息を切らしても登ることができれば、頂上から伊江島を360°見渡す絶景を見ることができます!

水納島、瀬底島、本島も見えるので、体力と相談して、大丈夫そうなら是非登るのをお勧めします。

ただ頂上は、ハエが多く、振り払うのが大変でした・・・。

伊江島タッチュー登山口全景
伊江島タッチューの登山口
伊江島タッチュー登山口
ここから登ります
伊江島タッチュー頂上からの田畑が広がる風景
島が360°見渡せます
伊江島タッチュー頂上から沖縄本島、瀬底島を望む風景
本島、瀬底島も見えます

伊江ビーチ

海の家があり、シャワー、トイレ、更衣室が完備されているので、伊江島で海で遊びたい場合にはこちらのビーチがよさそうです。

海もきれいでした。

またインスタ映えしそうなブランコがありました。

この日は、ビーチには人が全くいなくてのんびりした雰囲気でした。

伊江ビーチから沖縄本島を望む風景
本島が良く見えます
伊江ビーチにあるブランコ
インスタ映えしそうなブランコ
伊江ビーチにあるブランコ(拡大)
乗るのはちょっと勇気がいる(笑)

16:00のフェリーで伊江港から本部港へ、そして那覇へ

バイクを借りたのが12:00頃、港に戻ったのは15:30前だったので3時間半で島を回りました。

島の北側のリリーフィールド公園とその付近の展望台にも行こうと思っていましたが、時間的に行くことができなかったので、あともう少し時間があれば、という感じでした。

16:00発のフェリーは最終便。

乗り遅れたらその日のうちに本島に戻れないので少し余裕をもって港に戻っていた方が安心です。

フェリーは時間通り16:00に伊江港を出港、16:30に本部港に到着しました。

あとは、那覇に帰るだけですが、フェリーを降りた後の注意が二つ。

本部港の駐車場は、フェリーが到着後出庫するお客さんで混雑します出庫まで15分-30分程かかることを考慮しておいた方がよいです。

夕方の那覇市内は渋滞で混雑しがち。レンタカーの返却が当日の場合は、高速道路を使用した方が、余裕をもって安全運転できると思います。

フェリーが本部港に着岸する様子

ゆっくり海を楽しみたい、手軽にフェリーに乗ってみたい人にお勧め

伊江島も離島だけあって、海自体きれいですが、本島から車で行ける瀬底浜もかなり海がきれい。

海で遊ぶことのみが目的なら、瀬底浜でも満足できそう。

ただ、オンシーズンはその手軽さから瀬底島は結構混雑しそうな予感。

きれいな海をゆっくり楽しみたい、
フェリーに乗ったり、高い所から海を見てみたい、
と思ったら、伊江島に行ってみれば、楽しい旅行ができると思います。

離島はのんびりしていてどこもよいですね。また訪れたいです。

ABOUT ME
オレンジの屋根の管理人
ヨーロッパ(主にポルトガル)の田舎と南の島に旅行するのを楽しみに毎日働くサラリーマン。 訪問した国は50か国以上。総合旅行業務取扱管理者資格取得。 初めて来たはずなのにどこか懐かしい、そんな田舎の町への旅を紹介します!

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