北海道

【北海道/稚内】宗谷岬への行き方は?日本の最北端を目指して 稚内へ

日本最北端を目指します!

日本最北端 宗谷岬を目指して 稚内へ

稚内 基本情報

北海道地図

札幌の北約300km、旭川の北約250kmに位置する

総合評価:
町までのアクセス:
田舎町の雰囲気:
絶景レベル:
Traffic Access
  • Origin
    旭川
    09:00発
  • Via 直行/乗り継ぎ無し
    JR 特急宗谷 所要時間:3時間40分
  • Destination
    稚内
    12:40着

旭川から JR特急利用
札幌からJR特急利用の場合
  札幌07:30発 所要時間:約5時間10分
帰りの列車 
  稚内17:44発 旭川21:30着札幌22:57着
2021年7月ダイヤの時間

稚内はこんな人にお勧め

日本最北端宗谷岬に行ってみたい!

理屈抜きに「日本最北端に行った!」という達成感が味わえます。

昔ながらの駅舎のある駅を見てみたい!

宗谷本線の無人駅「抜海駅」は、趣きのある駅舎を備えた無人駅。

そんな駅を見てみたい!という人にオススメ。

利尻・礼文島に行ってみたい!

稚内港からは、利尻島、礼文島行きのフェリーが就航しています。

利尻島、礼文島観光の基点としてもおすすめの町。

稚内への道 札幌から特急で約5時間、旭川から特急で約3時間半

稚内は、北海道北部にある日本最北端の町。

稚内空港もあるので、東京、札幌から飛行機でアクセスすることも可能だけど、今回はJR利用。

JR北海道は、お得な切符を用意していて「北海道フリーパス」を使用すると、JRを利用して北海道内を回れます。

詳細はリンクを見てもらいたいけど、特徴は下記のような感じ。

北海道フリーパス 概要

JR北海道全線で有効

新幹線を除く全ての列車(自由席)に乗れる

使用開始から連続する7日間乗り放題

指定席は6回まで無料で乗れる

グリーン車/寝台は追加料金必要

利用制限期間がある。

発売額 ¥27430-

50歳以上なら大人の休日倶楽部に入会すると、同じような切符がもう少しリーズナブルに購入できます。

普通列車で回る時間と体力のある人は、青春18きっぷを利用するとよりリーズナブルに。

また、時期によっては、更なる割引切符が発売されることもあります。

2020年夏には、北海道フリーパスとほぼ同条件の「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」(¥12000)が発売されました。

お得なきっぷはJR北海道のホームページキャンペーンホームページに掲載されているので、旅行計画時に確認するとよいと思う。

尚、札幌から稚内までは特急でも約5時間かかります。

旭川からなら3時間40分なので、日帰りで稚内に行くなら、旭川から往復するような旅程にしたほうが、稚内へ訪れる際の移動時間が短くなり、体的に楽です。

特急宗谷の青い車両
特急宗谷
列車側面の行先案内表示「特急宗谷/稚内」
稚内は終点
列車車内から見える雲のかかった利尻富士
車窓からも利尻富士が
列車車内から見える青空と緑の草原、林
緑が鮮やか
座席2席 通路 座席2席の配置の特急宗谷車両車内
車内はこんな感じ

稚内の見どころを廻る 所要時間は約4~5時間

稚内市街地図

稚内のおすすめ見どころ

宗谷岬
白い貝殻の道
抜海駅
野寒布岬
稚内公園

稚内の主な見どころはこんな感じです。

今回は旭川から日帰りをトライ。

鉄道の時間は、稚内着12:40/稚内発17:44なので稚内での時間は約5時間あります。

昼食時間を除くと4時間位で回る計算です。

宗谷岬(バス)と抜海駅(鉄道)は公共交通機関を使用して行くことも可能ですが、日帰りですべてを回るには、レンタカーが効率が良いです。

今回は、たびらいレンタカー経由で、ニッポンレンタカーを予約。

一日で¥4000です。

宗谷岬→ 白い貝殻の道 → 抜海駅 → 野寒布岬 → 稚内公園 の順で回りました。

稚内駅ホームの北と南の始発・終着駅看板
とうとう稚内まで来ました
稚内駅 最北端の線路看板と特急車両
最南端の指宿枕崎線まで繋がる
稚内駅駅舎
稚内駅
稚内駅 日本最北端の線路と名標
日本最北端の線路

宗谷岬

日本最北端の地、宗谷岬。

今回はレンタカーで行きましたがバスで行くこともできます。

稚内駅前からバスが出ていて、一日3便。

鉄道で稚内に入り、日帰りで帰るには、

稚内駅 13:20発 宗谷岬 14:10着
宗谷岬 14:55着 稚内駅 15:53着
(2021/07時刻表)

のバスを利用すれば、バスで行くことも可能です。(往復2,560円)

駐車場は、無料。

死ぬまでに日本の東西南北の端っこに行ってみたいなと思っていたので、とりあえず北は制覇。

日本最北端の地の石碑以外何もない所だけど、「ここが最北端か!」と思うと、ここまで来たという達成感があります。

天気が良ければサハリンも見えるみたいですが、この日は少し雲があり生憎見えませんでした。

近くのお土産屋さんで、「日本最北端到達証明書」を売っています。

¥100です。

自分はすっかり買うのを忘れていましたが、せっかくなので購入したい一品です。

宗谷岬 日本最北端の地石碑
海の向こうはロシア
宗谷岬 日本最北端の地石碑(拡大)
日本最北端の地の石碑
宗谷岬周辺の緑の草原と丘の上の灯台
海と反対の丘の上には灯台が
宗谷岬周辺が記載された石の案内図
宗谷海峡を挟んでサハリンはすぐそこ
宗谷岬の楽譜と歌詞が記載された石碑
♪「宗谷岬」の歌碑

白い貝殻の道

宗谷岬の少し手前にある白い貝殻の道。

サイクリングコースの一部にホタテの貝殻を敷き詰めて、白い道になっています。

周りは畑に囲まれていて、のどかな場所。

ここから利尻島の利尻富士を望むことができます。

道自体はかなり狭く、一応車でも入れますが、車が行き違うのは、コンパクトカーでぎりぎりな感じ。

駐車スペースは、路肩のわずかなスキマのみです。

緑の木々に囲まれた白い道
まっすぐに伸びる白い道。
緑の草原と林の向こうに雲のかかった利尻富士を望む風景
畑の向こうに利尻富士が見えます。
干し草の敷き詰められた平野の向こうに雲のかかった利尻富士を望む風景
だんだん雲が・・・。

抜海駅

稚内、南稚内、の次にある無人駅抜海。

昔懐かしい駅舎の雰囲気から、映画のロケ地として利用されたりしているみたいです。

のんびりした田舎の無人駅の雰囲気を楽しめる場所。

時刻表を見ると電車は一日に三本しか停車しない様子で、普通列車のみ。

日帰りで稚内に行く場合には、鉄道で訪れるのは難しい感じ。

駅の前には、広いスペースがあるので、車を停めることも可能です。

抜海駅駅舎
趣のある抜海駅の駅舎
抜海駅切符運賃表
ほとんどは無人駅みたい
抜海駅時刻表
一日3~4本。
抜海駅駅舎内部
駅舎の中。使用された映画のポスターも。
抜海駅の先に延びる線路(複線)
秘境駅的な感じ。

野寒布岬

宗谷岬と反対側の岬。

隣に水族館があります。

利尻富士もよく見え、宗谷海峡を行き交う船も見えます。

ちなみにノサップ岬は、日本最東端の岬。

こちらはノシャップ岬。

お間違いのないように。

駐車場あり、無料です。

ノシャップ岬全景
夕暮れのノシャップ岬。
ノシャップ岬看板
「ノシャップ」岬です。
雲がかかっている利尻富士
ここからも利尻富士が良く見えます

稚内公園

稚内市内を一望できる公園。

稚内駅のすぐ西側の丘の上にあります。

第二次世界大戦で樺太で亡くなった人々の慰霊碑(氷雪の門)をはじめ、第二次世界大戦時の歴史を刻む石碑がいくつかあります。

駐車場あり、無料です。

上から見下ろす稚内市街の風景
稚内市街を見下ろす
氷雪の門の石碑と宗谷海峡の風景
氷雪の門

稚内ラーメンを「青い鳥」で

稚内でご飯を食べるとすると、稚内駅周辺か南稚内駅周辺になる様子。

お店の数は南稚内駅周辺のほうが多い印象。

今回は、とりあえずおなかがかなり空いていたので、レンタカーを借りて、稚内駅から比較的近かったこちらのお店でお昼に。

人気No.1の塩ラーメン¥800をオーダー。

出汁濃いめという感じではなく、さっぱりした優しい味。

駐車場はお店の向かいにあります。

お店の暖簾と入口
青い鳥の塩ラーメン

宗谷岬は必見。時間があれば利尻/礼文にも足を延ばしてみたい。

日本最北端の地、稚内。

宗谷岬は、特に何かがある、というところではないけど、最果ての地に来た、という達成感を味わえる場所です。

寒々しい宗谷海峡と遠くに霞む利尻富士を望める景色も必見です。

また、稚内から、周辺の利尻島、礼文島へフェリーが就航しており、利尻/礼文観光と併せて訪れるのもよいと思います。

利尻島、礼文島も行ってみたい!

ABOUT ME
オレンジの屋根の管理人
ヨーロッパ(主にポルトガル)の田舎と南の島に旅行するのを楽しみに毎日働くサラリーマン。 訪問した国は50か国以上。総合旅行業務取扱管理者資格取得。 初めて来たはずなのにどこか懐かしい、そんな田舎の町への旅を紹介します!

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