北海道

【北海道/根室】納沙布岬への行き方は?日本の最東端を目指して 根室へ

日本最東端 納沙布岬を目指します!

日本最東端 納沙布岬を目指して 根室へ

根室 基本情報

北海道地図

札幌の東約440km、釧路の東約120kmに位置する

総合評価:
町までのアクセス:
田舎町の雰囲気:
絶景レベル:
Traffic Access
  • Origin
    釧路
    08:18発
  • Via 直行/乗り継ぎ無し
    JR 花咲線
    所要時間:2時間31分
  • Destination
    根室
    10:49着

釧路からJR花咲線利用
帰りの釧路行き列車(午後) 
  13:34/16:12発/19:04発の3本
2021年8月ダイヤの時間

根室はこんな人にお勧め

日本最東端納沙布岬に行ってみたい!

納沙布岬から天気が良ければ北方領土が望めます。日本一日の出が早い場所。日本最東端と領土問題を感じられる場所です。

日本最東端の駅 東根室駅を見てみたい!

端っこの駅ってなんだか行きたくなりますよね。

根室花まるで回転寿司を楽しみたい

北海道ローカル回転寿司店、根室花まるの旗艦店があります。

根室への道 釧路からJRで2時間半

根室/釧路エリア地図

根室は、北海道東部にある町。

納沙布岬に向かう際、必ず立ち寄る町です。

近隣の空港は根室中標津空港で、東京(羽田)、札幌(新千歳)から飛行機でアクセスすることも可能だけど、空港から根室までバスで約1時間半かかります。

今回は釧路駅からJR利用で根室に入ります。

JR区間は、前回と同様「北海道フリーパス」を利用。

北海道フリーパスの詳細はこちらの記事をお読みください。

【北海道/稚内】宗谷岬への行き方は?日本の最北端を目指して 稚内へ日本最北端、宗谷岬に行ってみよう。理屈抜きに「日本最北端に行った!」という達成感が味わえます。また、稚内からは、周辺の利尻島、礼文島へフェリーが就航しており、利尻/礼文観光と併せて訪れるのもよいと思います。...

今回は、

納沙布岬のみ観光するスケジュール
列車からの車窓も楽しみたい
JRのフリーパスを持っていた

ためJR利用で向かいました。

釧路から根室までの「花咲線」は、沿線の景観が見どころで、一度は乗ってみたい路線。

もし、JRを使用しないなら、レンタカーを借りて、根室に向かう途中にある他の観光スポットに寄り道しながら納沙布岬を目指すのも良いと思います。

またJRを使用せず、バスで釧路から根室に向かうこともできます。

釧路駅列車発着表示版 普通根室行き8:18発
もう一本早い列車もあります(釧路5:35発)
正面が赤と白のツートーンの花咲線車両
花咲線のラッピング列車
花咲線車内 シートはブルー
クロスシートの車内
緑の草原
草原の中を走る
花咲線沿線の海沿いの湿地帯
湿原に入ってきました
花咲線沿線の海沿いの湿地帯
スポンジのように海に浮く草地
花咲線沿線の海沿いの湿地帯
空が水面に映る
花咲線沿線の海岸線
だんだん東へ

根室から納沙布岬へ 所要時間は根室駅からバスで片道40分

根室駅に着いたら駅を出て向かって左側に根室市観光協会の建物があり、その前に納沙布岬行きのバス停があります。

根室駅の「朝日に一番近い街」の看板と気温表示(23℃)
最東端だけに朝日に一番近い街
根室駅前発納沙布岬行きバス
納沙布岬まで約一時間のバスの旅

*中標津空港行バス乗り場、とGoogleMAPには書いてありますが、納沙布岬行きのバスも同じ場所から発車します。

バスの時刻は、根室駅を発着するJRに接続するように組まれています。

(JR根室到着時刻)根室駅発納沙布岬着納沙布岬発根室駅着(JR根室出発時刻)
8:008:209:049:5510:3911:03
10:4911:0511:4912:4013:2413:34
13:2213:3514:1915:1015:5416:12
15:5716:1016:5417:2018:0419:04
バス時刻表(2021/08現在)

納沙布岬での滞在時間は、乗ってきたバスで戻るなら1時間弱。

主な見どころは1時間弱あれば十分観光可能です。

納沙布岬周辺地図

納沙布岬の見どころ

納沙布岬
納沙布岬灯台
北方館
根室市北方領土資料館
オーロラタワー

資料館をじっくり見たり、食事をしたり、オーロラタワーに登ったりするなら、一時間以上かかります。次のバスを利用することになりますが、納沙布岬に4時間程滞在することになります。

納沙布岬

日本最東端の地、納沙布岬。

最北端の宗谷岬が、日本最北端の碑以外あまり何もなかったのに比べて、こちらは、北方領土関連の施設があったり、展望タワーがあったりと僻地感はやや薄目。

それでも、本土最東端の名標を目にすると感慨深いです。

他に様々な施設があるせいか、名標は木製の控えめなもの。

木製の納沙布岬の名標
納沙布岬の名標
木製の納沙布岬の看板
北方領土が日本の領土と主張する看板も

納沙布岬灯台

様々な施設のある望郷岬の公園から東に歩いていくと納沙布岬灯台に至ります。

灯台へ歩いていく途中、コンブ干場があったりして地元感も味わえます。

おそらくこの灯台の建っているところが、日本最東端の地になると思います。

白い納沙布岬灯台
日本最東端の灯台
納沙布岬についての説明文が記載された看板
北海道では最初にできた灯台らしい
コンブ干場を表示する看板
コンブ干場

北方館

北方館は望郷の岬公園内に位置し、北方領土返還要求運動の発祥の地で、北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯を展示資料によって観覧できる。

引用元:北海道根室振興局ホームページ

地図や、北方領土の歴史資料などが展示されています。

展望スペースもあり、天気が良ければ北方領土の島を望めます。

入場無料です。

白い二階建ての北方館建物
北方館
北方領土地図の展示
わかりやすい地図
北方領土が投影された細長いディスプレイ
択捉島デカいですね
幅米群島と根室の位置関係がわかるジオラマ
納沙布岬からは歯舞群島が近い

根室市北方領土資料館

平成28年3月31日に閉館した根室市観光物産センターに代わり、同年12月26日から開館。戦前の北方領土の生活」にスポットを当て、島での「衣・食・住」を中心とした資料を展示し「北方領土は日本の領土である」ことを広く国民に周知するための施設

引用元:北海道根室振興局ホームページ

バス停のすぐとなりにある施設。

こちらも北方領土についての資料館ですが、人々の生活にフォーカスした内容の展示。

こちらで日本本土四極最東端到達証明書がもらえます。

入場料、証明書共に無料です。

ちなみに日本本土四極最東端到達証明書は根室駅前の根室市観光協会でももらえます。

想い出の北方領土の展示
人々の想いに寄せた展示内容
北方領土各島での生活の様子の展示
人々の生活の様子がわかる
トドの剥製
剥製の展示も。リアル。
鹿、和紙、キツネ、ウサギ、鳥などの剥製
その他剥製のオンパレード

オーロラタワー

白い展望台
オーロラタワー

日ロ間の境界線は1,850メートル沖合にあります。わが国で二国間の境界線を目視できる場所はここしかありません。

引用元:NPO法人千島の砦ホームページ

あまり天気が良くなかったので登りませんでしたが、天気が良ければ、歯舞諸島を見渡せるようです。入場料¥500です。(2021/08現在 休業中)

根室で昼食&喫茶店で一休み

根室花まる

根室に来たからには、根室花まるにいかなくちゃ、ってことで根室花まるへ。

根室花まるは、北海道ローカルの回転ずしチェーンです。

北海道産の珍しいネタをが食べられ、回転寿司なので普通のお寿司屋さんよりはリーズナブル。

花咲ガニ鉄砲汁、あぶらがれい、とろにしん、等をオーダー。

ネタも大きく、花咲ガニの鉄砲汁はカニ感満載で大満足でした。

根室駅から歩いて10分くらいです。

寿司ネタののぼりに囲まれた回転すし店外観
根室花まる根室店
回転すし店メニュー とろにしん、真いわし、しゃけのめふん、あぶらがれい、花咲ガニ鉄砲汁など
北海道産のネタが多い
花咲ガニの鉄砲汁、あぶらがれい、とろにしん
カニ汁のカニ感半端ないです

喫茶マイウィング

根室花まるで寿司を食べた後、東根室駅まで歩いて行こうと思っていたのですが、雨足が強くなってきてしまったので、東根室駅に行くのはやめにして、どこかで雨宿りすることにしました。

根室花まると根室駅の間にちょうど喫茶店が。

ログハウス風の店構えで、内装もかわいらしい喫茶店。

コーヒーにすごくこだわっているお店のようだけど、自分はコーヒーが飲めず残念。

一休みで、お茶だけの予定がメニューにエスカロップがあるのを発見してついオーダー。

寿司食べたばかりですが(笑)

エスカロップは、バターライスに乗せたトンカツにドミグラスソースをかけた料理。

根室のご当地料理みたいで、ボリューム満点、美味しいです。

木製の壁面の喫茶店建物
ログハウス風の外観
木製の壁、暖炉のある喫茶店店内
かわいらしい店内
バターライスにトンカツを載せてデミグラスソースをかけた一皿料理と便に入った水、スープ
エスカロップ

日本最東端の駅 東根室駅

日本最東端の駅の白い名標とひがしねむろ駅の看板のある駅ホーム
日本最東端の駅

根室駅は、手前の線路が東に湾曲して引かれているため、日本最東端の駅は、その湾曲部にある東根室駅。

雨が降っていたので、列車内から眺めるだけになりましたが、天気が良ければ根室駅から歩いて行ってみようと思っていました。

根室駅から徒歩で30分くらいです。

納沙布岬が一番の目的だけどご当地グルメも是非味わいたい

根室に来るのは、納沙布岬に行くため、といっても過言ではないでしょう。

北方領土問題に触れる貴重な機会を与えてくれる場所でもあるけれど、やっぱり「最東端に行ってみたい!」という冒険心を満たしてくれる場所。

日本東西南北端っこ制覇を目指す方は必達の場所。

また、根室花まるがあったり、エスカロップがあったり、サンマ漁が有名だったり、ご当地グルメも多いので、時間を作って是非味わっておきたいです。

一度は行きたい納沙布岬でした!

北海道気分を味わいたくなったら・・・

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オレンジの屋根の管理人
ヨーロッパ(主にポルトガル)の田舎と南の島に旅行するのを楽しみに毎日働くサラリーマン。 訪問した国は50か国以上。総合旅行業務取扱管理者資格取得。 初めて来たはずなのにどこか懐かしい、そんな田舎の町への旅を紹介します!

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